芸能界では昔から「枕営業」の存在がささやかれてきましたよね。2021年にタレントのマリエさんが島田紳助さんからの枕営業強要をインスタライブで告発したことをきっかけに、この問題は一気に世間の注目を集めました。
実際のところ、枕営業は芸能界にどのくらい根深く存在しているのか。気になっている方も多いのではないでしょうか。
枕営業をカミングアウトした芸能人や、その存在を暴露した芸能人に絞って、実名とエピソードを一挙に振り返っていきますね。ガセネタや信ぴょう性の低い噂は除外し、本人が公の場で語った情報が中心です。
芸能界の枕営業リストは実在する?業界人が語る衝撃の実態
まずは芸能界の枕営業がどのように行われているのか、業界に近い人物たちの証言から全体像をつかんでいきましょう。
- ジャーナリストの丸山ゴンザレスさんは、芸能人の名前と金額が書かれた「枕リスト」を実際に見せられたと証言
- マリエさんが島田紳助さんからの枕営業強要をインスタライブで告発し、社会問題に
- 岡本夏生さん、石川優実さんなど自ら枕営業の経験を告白した芸能人も複数
- 仮面女子メンバー、眞鍋かをりさん、吉沢さりぃさんら15名以上が枕営業の存在を暴露
- 2025年にはベテラン女優のいとうまい子さんも枕営業の体験を語り、問題の根深さが改めて浮き彫りに
実業家やジャーナリストが語る枕営業の裏側
“青汁王子”の愛称で知られる実業家の三崎優太さんは、自身のYouTubeチャンネルで芸能界の枕営業について言及しています。三崎さんによると「芸能界は枕だらけ」で「売れてる人達はヤバい」とのこと。
お笑いコンビ「マテンロウ」のアントニーさんも、枕営業の実態について興味深い証言をしています。女性の方から「何でもするので使って下さい」とお願いするパターンもあるそうで、実際に枕営業で仕事を獲得した女優から直接話を聞いたと語っていました。
アントニーさんはそうした女性たちを「床で襲うくノ一」と表現しており、女性側から積極的に動くケースも少なくないようです。
さらに衝撃的な証言をしているのが、裏社会や危険地帯の取材で知られるジャーナリストの丸山ゴンザレスさんです。
丸山さんはある芸能事務所の関係者から、芸能人の名前と金額が書かれた「枕リスト」を実際に見せられたと明かしています。「登録料20万円でどうですか?」と話を持ちかけられたそうです。
そのリストには無名のタレントから知名度のある芸能人まで幅広く名前が載っており、知名度がある人には40〜50万円の金額がついていたといいます。大物芸能人になると5,000万円という噂もあるのだとか。
“芸能界の御意見番”として知られる梅沢富美男さんも、テレビ番組の中で枕営業について「この業界では昔からやっている奴はいっぱいいる」と断言していました。
枕営業を迫られた女性たちの証言
芸能界デビューを目指していた岩田さんという女性は、エステティシャンを通して知り合った「芸能事務所を立ち上げる予定」だという男性から、一緒に仕事をしないかと誘われました。
半年ほど経った頃、事務所が立ち上がるという連絡を受けた岩田さん。翌日、その男性から「有名な番組のディレクターやプロデューサーとの顔合わせが決まった。一応朝までもあるかもしれないから準備をしてきてほしい。気に入ってもらえればバンバン仕事が入ってくる」と告げられます。
戸惑う岩田さんに男性は「枕営業だよね。それは絶対そうなるから」とはっきり伝え、大物女優の名前を出して「みんなやってる」「月1、2回の愛人になるだけ」などと言葉巧みに勧めてきました。
岩田さんは周囲に相談して枕営業を断り、男性とも縁を切ったそうです。この話にはさらに怖いオチがあるとのことで、YouTubeの動画内で詳しく語られています。
曽我朋代さんという女性も、マリエさんの告発に続く形で生配信を行い、5年間の芸能活動中に体験した枕営業にまつわる出来事を詳しく語っていました。何度もそうした場面に直面したという告白は、芸能界の闇の深さを物語っています。
枕営業を告白・告発した芸能人の実名
次に、自ら枕営業の経験を告白した芸能人や、枕営業を強要されたことを実名で告発した芸能人を見ていきましょう。
マリエ(島田紳助からの枕営業強要を告発)
2021年4月、タレントのマリエさんがインスタライブで衝撃の告発を行いました。かつて島田紳助さんから枕営業を強要されたこと、そしてその場にいた出川哲朗さんやお笑いコンビ「やるせなす」の2人からも「やりなよ」と煽られたと語ったのです。
この告発は大きな反響を呼び、芸能界の枕営業問題が改めてクローズアップされるきっかけになりました。しかしその後、マリエさんはラジオ番組が終了するなど仕事に影響が出たとも言われています。
マリエさんは現在、自身が設立したアパレルブランド「PASCAL MARIE DESMARAIS」の代表兼デザイナーとして活動しています。環境省の森里川海アンバサダーも務め、2022年には第1子を出産。一児の母として充実した日々を送っているようです。
岡本夏生
岡本夏生さんは以前レギュラー出演していた『5時に夢中!』の中で、20代の頃は年収が2億円あったと話しました。
その際に「この身体一つでね、枕営業もしながら2億ですから」と堂々と発言。ここまで潔く言い切る姿勢は、ある意味で清々しいものがありますね。
また、元モーニング娘。の道重さゆみさんと出席したイベントでは、道重さんに「今後10年、芸能界で生き残るためには枕営業しかない」とアドバイスしたことも報じられています。
石川優実
グラビアアイドルとして活動していた石川優実さんは、壮絶な枕営業被害を告白しています。テレビ局のプロデューサーを含む男性2人と飲んだ後にホテルへ連れていかれ、3人で入浴を強いられた上に性的行為を要求されたそうです。
さらに、電通の社員を名乗る男性からキャンペーンガールの仕事と引き換えに枕営業を強いられ、応じてしまったとも告白しました。
しかしそれは「枕営業詐欺」で、その男性は同じ手口で逮捕歴もあった人物でした。騙された石川さんは警察に相談しましたが、まともに取り合ってもらえなかったといいます。こうした経験から、現在はフェミニストとしても活動しています。
いとうまい子
2025年4月、ベテラン女優のいとうまい子さんがABEMAの番組『NO MAKE』に出演し、芸能界の枕営業について赤裸々に語りました。デビュー後に直接体験した枕営業の実情を明かしたのです。
いとうまい子さんのような長いキャリアを持つベテラン女優が声を上げたことで、枕営業が過去の問題ではなく、長年にわたって芸能界に根付いてきた構造的な問題であることが改めて浮き彫りになりました。
枕営業の存在を暴露した女性芸能人一覧
ここからは、自身が直接枕営業を行ったわけではないものの、その存在を公の場で暴露した芸能人たちのエピソードです。多くの女性芸能人が勇気を持って声を上げています。
仮面女子(事務所社長による強要を告発)
2015年、アイドルグループ「仮面女子」の当時の現役メンバーと元メンバーの4人が枕営業の強要を告発しました。4人のうち2人が所属事務所の運営会社社長である池田せいじ(本名:池田正流)さんに迫られ、肉体関係を持っていたという内容です。
同時に、テレビ出演時にヤラセ演出を指示されたことや、脱退時に100万円の違約金を要求されたことも告発されました。
しかし池田せいじさんは告発後も代表取締役の座にとどまっているとのことで、告発がすぐに状況改善に繋がらない現実も浮き彫りになっています。
眞鍋かをり
『そこまで言って委員会NP』に出演した眞鍋かをりさんは、芸能界の枕営業について率直に語りました。
「自分はそういう被害に遭わなかった、スルーできた、ラッキーと思ってても、仕事が決まると『あいつ枕やって仕事とった』って言われる」と、枕営業を断った側にもレッテルが貼られるという理不尽な構造を明かしました。
眞鍋さんはかつて所属していた芸能事務所の枕営業の存在を暴露したことでも知られ、芸能界に枕営業が確かに存在することを公に認めた一人です。
吉沢さりぃ
グラビアアイドルの吉沢さりぃさんは、枕営業について「あるんです。断言してもいいです」と言い切りました。「なぜなら私が実際見たからです」とその理由も明確です。
吉沢さんによると、彼女が見た枕営業は女の子の方からアプローチするパターン。体を差し出すのではなく、キャバクラやホストの色恋営業のように「あなたのことが好きなの。仕事なんて関係ないよ」とガチ恋愛をアピールしつつ交際する形にしてしまうのだそうです。
藤井奈々
グラビアやアイドルグループ「CLEAR’S」のメンバーとして活動していた藤井奈々さんも、バラエティ番組で枕営業を要求された体験を告白しています。
芸能関係の偉い人に「有名にしてあげるから、いいじゃん」と言われ、体を触られそうになったため拒否。しかししつこく迫られ、後で恨まれることを恐れた藤井さんは断りきれずに一部応じてしまったと語っています。
藤井さんは2017年に引退し、直後に結婚。現在はSNSで元気な様子を発信しています。
森下悠里
グラビアアイドルの森下悠里さんは、デビュー当時に枕営業を持ちかけられたエピソードをバラエティ番組で披露しました。ある人物に「写真集出したいよね?」と聞かれ、出したいと答えると、打ち合わせと称してホテルに連れていかれたそうです。
部屋にはバスローブを着た男性が座っており、「で、どうするの?」と聞かれた森下さんは、トイレに行くと嘘をついてその場から逃げたとのこと。
ただし森下さんは普段から「交際人数70〜80人」「25股、35股していた」などのエピソードをテレビで鉄板ネタにしていたため、ネット上では「逃げたというのは本当なのか」と疑う声も少なくありませんでした。
小向美奈子
かつて人気グラビアアイドルとして一世を風靡した小向美奈子さんは、過去に枕営業の存在を明らかにしています。「アイドルを紹介することでお金を得ている人たちがいる。デートクラブみたいな仕組みになっていて、闇社会の人もいる」と語り、副業として売春をするグラビアアイドルを何人も見てきたと証言しました。
小向さん自身は2009年、2011年、2015年と覚せい剤取締法違反で3度の逮捕を経験し、3度目は実刑判決を受けて服役しています。
出所後はストリップ劇場の踊り子やYouTuberとして活動を続けており、2025年にはデビュー25周年を記念した写真集『ふたたび』を出版するなど、精力的に活動している様子です。
松川佑依子
元グラビアアイドルの松川佑依子さんは、直接「枕営業をした」とは語っていませんが、意味深な告白をしています。
2015年12月のブログで「酷いことされて実家に帰って家から出れなくなった」「夜はベッドが怖くて車で寝たりしてた」と綴りました。この時期はテラスハウスの映画版が公開される前の撮影時期と重なっており、ネット上ではさまざまな憶測が飛び交いました。
彼女の場合、枕営業そのものを告白したというよりは、何らかの辛い体験があったことを匂わせる形の告白でした。
橘麗美
グラビアアイドルの橘麗美さんは、事務所の社長から直接的に枕営業を指示されていたと告白しています。「TV局や大手広告代理店のエラい人と寝てこい!」と度々接待を強要されていたそうです。
相手と3人で食事をし、顔を覚えさせられた後、別の日に「先方が会いたがっている。何を求められるか分かってるよな?」と言われ、レストランの前まで車で送られたといいます。
橘さん自身は接待を行わずに済んだそうですが、アイドル仲間の中にはそういったことをしている子がいたと証言しています。
杉原杏璃
グラビアアイドルの杉原杏璃さんも枕営業について言及しています。
「枕営業の話は聞いたこともあるけど、それで”上”に行った人は聞いたことがない」と語りつつ、業界の方からの誘いは「挨拶」だと捉えられるようになったとも。グラビア仲間の女子会では「○○さんがすごい誘ってきたんだけど、メール来た?」「私にも来た!」「文章コピペじゃん!」と盛り上がることもあるそうです。
枕営業の存在自体は認めつつも、それで成功した人は知らないという証言は、枕営業の実態をまた別の角度から照らしていますね。
伊藤れいこ
グラビアアイドルの伊藤れいこさんは『有吉反省会』で枕営業の存在を暴露しました。自身のブログを業界人だけに向けたアピールの場にしていたことを反省しに来た伊藤さんに、司会の有吉弘行さんが「ファンの人が読んだら、枕営業の匂いすんなみたいな…」と指摘。
すると伊藤さんは「枕営業してるアイドルとかいっぱいいますけど!私はしてないですし!」と爆弾発言。枕営業を必死で否定しつつも、その存在自体はあっさりと認めた形になりました。
佐藤聖羅
元SKE48でグラビアアイドルの佐藤聖羅さんは、枕営業「ギリギリ」まで行ったことがあると告白しています。
ある男性に2人きりの食事に誘われ、カップルばかりの狭いバーに連れていかれたところ、なんとそのバーはラブホテルに繋がっていたとのこと。部屋までついていった佐藤さんでしたが、洋館のような雰囲気の部屋を見て「今日は貴族みたいな気分じゃない」と言い訳をして切り抜けたそうです。
とっさの機転で難を逃れたエピソードですが、こうした状況に追い込まれること自体が問題ですよね。
郡司英里沙
Pimm’s所属の郡司英里沙さんは「枕営業をアイドルの方から求める人も多いらしい」と、業界内の実情を報告しています。有名になりたいという動機から、自ら枕営業に走るケースがあるというのです。
さらに「そういう人たちが集まったアイドルグループがある」とも語っており、固有名詞こそ伏せたものの、組織的な枕営業の存在を示唆する発言として注目されました。
野中比喩
WEBライターの野中比喩さんは『アウト×デラックス』でアイドル界の枕営業を暴露しました。しかしその代償は大きく、番組放送後に数々の嫌がらせを受けたと告白しています。
放送直後のライブ後に警察から連絡があり、「あなたがお客さんに自傷行為を強要したり、リストカットのパフォーマンスを行ったという通報があった」と事情聴取を受ける羽目になったそうです。
2ちゃんねるにも「あいつのせいで自分が疑われている」という書き込みがあったとのこと。枕営業の暴露がいかにリスクの高い行為であるかを物語るエピソードです。
上村依子
女優の上村依子さんも『有吉反省会』で枕営業に関する告白をしています。
ホステス時代に「○○さんのマネージャーがいて、『俺と寝たらドラマ出してやる』って」と枕営業に誘われた経験を暴露。規制音で名前は伏せられていましたが、マネージャーという立場の人間が枕営業の仲介をしている実態が明らかになりました。
小林礼奈
ジャニーズ問題で世間が揺れる中、小林礼奈さんが自身のブログで芸能界の枕営業について暴露し、大きな話題になりました。
あるグラビアアイドルの地上波番組では「プロデューサーと寝れば残れるシステムだった」と語り、自称プロデューサーから「売れてる有名タレントは全員俺と寝ている」「○○事務所に所属させてやるからどう?」と誘われた経験も明かしています。
悪質な事務所の中には枕営業を遠回しに斡旋しているところもあり、「若くてやる気のある売れたい気持ちの強い子はターゲット」だと警鐘を鳴らしました。小林さんはかつて所属していた太田プロについては「本当にクリーンで実力主義だった」と感謝を述べています。
まとめ
枕営業の被害に遭った方から勇気を持って告発した方まで、多くの芸能人がその存在を認めています。今回名前を挙げた以外にも、辛い思いをしている方はきっとたくさんいるのでしょう。
暴露後にラジオ番組が終了し仕事がなくなったマリエさんの例もあるように、「干されてしまうかも…」という恐怖から声を上げられない人も少なくないと考えられます。
2025年にはいとうまい子さんのようなベテラン女優も声を上げており、時代とともに少しずつ風向きは変わりつつあります。華やかな芸能界の裏側にある構造的な問題が、一日も早く解消されることを願うばかりです。
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