世界初のバーチャルYouTuberとして一世を風靡したキズナアイ。2022年に無期限の活動休止に入ったものの、2025年2月に「KizunaAI」として復活を果たしたことで大きな話題になりましたよね。
そんなキズナアイの中の人は声優の春日望さんだと判明しています。春日望さんは現在「転生」してYouTuberとしても活動しているんです。
キズナアイの中の人・春日望さんの素顔や転生後の活動、4人に分裂した騒動の真相、そして2025年の復活までの流れが気になりますよね。
キズナアイの中の人・春日望が転生しYouTuber活動を開始
- キズナアイの中の人(ボイスモデル)は声優の春日望さんで確定済み
- 春日望さんは1995年6月30日生まれ・兵庫県出身のフリー声優
- 関西弁・誕生日・好きなアーティスト・声の一致など複数の根拠で特定
- 春日望さんは現在「転生」してYouTuber・個人活動を展開中
- キズナアイは2025年2月に「KizunaAI」として音楽アーティスト活動を再開済み
キズナアイの中の人である春日望さんは、スポーツ少女だった学生時代を経て、「歌う仕事がしたかった」というきっかけから声優の道に進みました。
2015年に活動を開始した春日望さんのプロフィールを整理しておきますね。
| 名前 | 春日望(かすが のぞみ) |
|---|---|
| 生年月日 | 1995年6月30日 |
| 出身地 | 兵庫県 |
| 血液型 | B型 |
| 身長 | 154cm |
| 趣味 | アニメ・音楽・歌うこと |
| 所属 | フリー(元クレアボイス→元Swallow準所属) |
身長154cmと小柄な声優さんで、水泳やテニス、バスケットボール、バレーボールなどスポーツ万能な一面も持っています。
キズナアイの声優が春日望さんであることは、本人が自身の過去について明言しているので間違いありません。では、当時どうやってキズナアイの中身が春日望さんだと特定されたのかを振り返ってみましょう。
まず、キズナアイと春日望さんの共通点として「関西弁」があります。春日望さんは兵庫県出身で、当然ながら流暢な関西弁を話せます。キズナアイも動画内で兵庫県訛りのある関西弁を披露しており、これが最初の手がかりになりました。
誕生日もキズナアイと春日望さんは同じ6月30日。偶然の一致にしてはできすぎていますよね。
さらに、2人とも乃木坂46や櫻坂46(旧:欅坂46)の大ファンだという共通点もあります。キズナアイは音楽好きを公言しており、欅坂46の動画を何本も投稿していました。
春日望さんも以前「蒼井翠杏」という名前で活動していた時期があり、その当時のSNSでは乃木坂46や欅坂46の話を頻繁にしていたそうです。ライブにも足を運ぶほどの熱狂的なファンだったようですね。
加えて、好きなアニメキャラクターも一致しています。キズナアイは質問コーナーでアニメ好きを公言し、特に「ラブライブ!」の矢澤にこが大好きだと語っていました。矢澤にこの誕生日には動画でお祝いするほどの愛情ぶりです。
春日望さんも同じくラブライブが好きで、好きなキャラクターは矢澤にこ。好きな作品とキャラクターがここまで一致するのは、なかなかないことですよね。
そして決定的だったのが「声」の一致です。2人の声や話し方を比較すると同一人物であることは明らかで、これらの根拠からキズナアイの中の人が春日望さんだと特定されました。
春日望さんは所属事務所クレアボイスを2020年3月末で退所し、同年7月にSwallowに準所属。しかし2022年3月末でSwallowも退所し、現在はフリーで活動しています。
Kizuna AI株式会社のアドバイザーも務めていましたが、2024年3月31日をもって自身の意思で退任しました。ただしキズナアイへのボイス提供は継続しており、2025年の復活後も春日望さんの声がそのまま使われています。
現在はYouTuberとしての個人活動のほか、2025年10月にはNTT西日本発のプロジェクト「VOICENCE」にKizunaAIと共に参加するなど、新たな取り組みにも関わっています。
キズナアイが4人に分裂!新声優として名前が挙がったのは誰?
声優変更で話題になるVTuber業界ですが、キズナアイにも「声優交代」に相当する大きな出来事がありました。2019年5月から始まった「4人に分裂」騒動を振り返ってみましょう。
発端は2019年5月25日、キズナアイが突然「キズナアイが4人いるって言ったら信じますか?」という動画を公開したことでした。視聴者を困惑させたこの動画の後、次々と新たなキズナアイが登場します。
2019年5月30日にキズナアイ2号が初めて動画に登場。続く6月15日には3号が、さらに6月30日のキズナアイ3周年イベントでは中国語を話す4号がお披露目されました。
わずか1か月の間にキズナアイの中の人が4人に増えるという、前代未聞の展開だったんです。
2号の声優候補:加隈亜衣さん・阿澄佳奈さん
キズナアイ2号の声優として候補に挙がったのは2人の声優さんです。
一人目は加隈亜衣さん。マウスプロモーション所属の人気声優で、甘くて透き通るような声質が特徴的です。
二人目は阿澄佳奈さんで、こちらもベテラン声優として知られています。ファンの間では声質の比較が盛んに行われ、加隈亜衣さんの声が非常に似ているという意見が多く見られました。
3号の声優候補:斎藤桃子さん
初代キズナアイの声に最も似ていると言われた3号。中の人として名前が挙がったのは、まだキズナアイの知名度が低かった初期に声を担当していたとされる斎藤桃子さんです。
斎藤桃子さんの過去の出演作品と聞き比べると、確かに似た声質であることがわかります。初代に近い声だったこともあり、3号は比較的受け入れられやすかったようですね。
4号(チャイナアイ)の中の人:紗利雅(サーリア)さん
キズナアイ3周年イベントで突然中国語を話し始めた4号は、ファンの間で最も衝撃的な存在でした。
中国語を操る4号の中の人は、中国人YouTuberの紗利雅(サーリア)さんである可能性が高いとされています。紗利雅さんは日本でYouTuberとして活動していた女性で、動画で彼女の声を確認できます。
ただし、4号をめぐっては大きな炎上がありました。キズナアイの分裂を企画した事務所の取締役と紗利雅さんの同棲疑惑が浮上し、中国の動画サイト「ビリビリ」では数日間で10万人以上がチャンネル登録を解除するという騒動に発展しています。
現在、4号としての活動はほぼ見られなくなっており、キズナアイの復活は初代・春日望さんのボイスを中心に展開されています。
キズナアイの中身が増えた理由と活動休止からの復活
なぜキズナアイの中の人が突然4人に増えたのか。その背景と、その後の活動休止、そして2025年の劇的な復活までの流れを振り返ってみましょう。
キズナアイの中の人が増えた最も大きな要因は、初代声優・春日望さんの負担が増大したことだと考えられています。キズナアイというキャラクターがあまりにも有名になりすぎた結果、春日望さんは他の仕事をする余裕がなくなっていたでしょう。
VTuberという特性上、「キズナアイの中の人」として表に出ることもできず、声優としてのキャリアが制限される状況だったと推測されます。
運営元も春日望さんの思いとキズナアイというキャラクターの存続を両立させるため、人数を増やして負担を分散する方針を取ったのでしょう。
しかし分裂騒動はファンからの強い反発を招き、結果的にキズナアイは2022年2月26日のオンラインライブ「hello, world 2022」を最後に無期限の活動休止(スリープ)に入りました。活動休止の理由は「より成長していくためのアップデート」と説明されています。
それから約3年の沈黙を経て、2024年12月1日に再起動を予感させるカウントダウンが始動。約88日間のカウントダウンを経て、2025年2月26日に「KizunaAI」として復活を果たしました。活動休止からちょうど3年後の同じ日付というのが、なんとも粋な演出ですよね。
復活にあたっては音楽アーティスト「KizunaAI」という新名義で、シングル「かもね」をリリース。以前から取り入れていたインターネットダンスミュージックの要素に、バンドサウンドやJ-POPを融合させた新しいスタイルを打ち出しています。
2025年9月17日には6年ぶりのオリジナルアルバム「Homecoming」をリリースし、9月20日・21日にはZepp Shinjuku(TOKYO)で復活ライブ「KizunaAI Comeback Concert “Homecoming”」を開催しました。
復活ライブ2日目の終演後には、2026年に「Newアップデート」を予定していることも発表されています。所属はKizuna AI株式会社で、アソビシステムとエージェント契約を結んでいます。
ボイスモデルは変わらず春日望さんが担当しており、分裂騒動を乗り越えて「初代の声」に戻った形です。春日望さん自身はアドバイザーを退任していますが、声の提供は続けており、ファンにとっては嬉しい形での復活となりました。
まとめ
キズナアイの中の人が春日望さんだと判明した根拠を改めて整理すると、以下の通りです。
兵庫県訛りの流暢な関西弁を話すこと、誕生日が6月30日で同じこと、乃木坂46・櫻坂46(旧欅坂46)の大ファンであること、好きなアニメキャラが「ラブライブ!」の矢澤にこで一致していること、そして声や話し方がまったく同じであること。これだけ揃えば、同一人物であることは疑いようがありません。
春日望さんは現在フリーの声優として活動しつつ、YouTuberとしても発信を続けています。一方、キズナアイは2025年に「KizunaAI」として華々しく復活し、音楽活動を軸に新たなステージへ進んでいます。
2026年には「Newアップデート」が予告されており、今後のキズナアイと春日望さんの活動からますます目が離せません。

